事業案内/工作機関連

ATC・マガジン・APC

ATC装置「自動工具交換装置」

自動工具交換装置(ATC)とは、工作機部品(多機能工作機械であるマシニングセンタ)の一種で、
ATC(Automatic Tool Changer)ともいわれ、加工する際に工具の自動交換を行う装置のことです。

ATCはマガジンへの工具格納、マガジン内の工具選択、主軸とマガジンの工具搬送および工具交換が役割です。そしてATC装置は取付位置とマガジンの形状にさまざまな形があります。
ATC装置の構成要素は大別して、①主軸およびマガジンとの工具交換を行うチェンジャー ②工具をストック するマガジンになります。

  • (1)チェンジャーとは、搬送方式(走行タイプ、振込タイプ)と駆動方式(油圧、空圧、電動カム式)で分類される。
  • (2)マガジンとは収納方式(ドラム、チェーン、マトリックスなど)と駆動方式(油圧、空圧、電動、サーボなど)で分類される。

自動工具交換装置としては、0.5~1.0秒という高速度のサイクルタイムで工具交換を実行することができる。
その交換動作の進動精度、安定性が極めて高いカム式自動工具交換装置が多く採用されています。
なお、ATCによる工具交換が可能な工具シャンク型式が、規格で定められています。
(例 日本:MAS規格(日本工作機械工業会規格)、ドイツ:DIN規格、アメリカ:ANS規格)
工具方式はBTタイプ(プルスタットボルトを用いて工具に主軸を固定させるもの),HSKタイプ(2面拘束方式) などがあります。

APC装置「自動パレット交換装置」

APCとは、自動パレット交換装置(Automatic Palet Changer)のことで、頭文字をとって、略称APCと呼ばれています。

ワークをセッティングしたパレットを、加工機本体へ搬送・加工機本体から搬出します。APCの用途は、ワークを加工中に加工機の外で、別のパレット上の加工済ワークの取り外し・未加工ワークのセッティングを行うためです。この機械の外でのワークの取り付け・取り外しを「外段取り」と言い、ワークの加工時間に影響を与えず、加工作業の効率アップに繋げられます。パレットの収納数が多いAPCでは、専用の段取りステーションを設けるものもあります。パレットへのワークの取り外しは一般的には人手で行いますが、これを自動搬送台車で行う大掛かりなものもあります。

APCの種類としては、パレットの搬出入方法の違いによって区別され、タイプ名がつけられています。そのタイプとしては ①ターンタイプ ②シャトルタイプ ③ループタイプ ④セパレートタイプ ⑤インデックスタイプ⑥ラインタイプ があります。それぞれのタイプにおいて、交換時間やパレットのストック数・所要床面積・配置などに特徴があります。実際の種類の選択においては、使用される本機との関係や設置スペース・加工対象ワークの形状・質量などによって、APCの仕様を決定していく必要があります。
弊社では、ターンタイプとシャトルタイプの2種類を製造しています。